メディア掲載

2014年

1月

29日

キリスト新聞に掲載されました

1月25日発行のキリスト新聞にて、昨年12月に行われたオラニェタ氏講演会とスペイン・ロマネスク・アカデミー(日本)についての記事が掲載されました。

オラニェタ氏はロマネスク美術の魅力として、「自然との関わり」「静謐な雰囲気と心の平安を与える」の二点を挙げ、象徴を用いた知的な美術であることが他の美術とは異なると指摘。ロマネスク美術の精神的な深みを強調されていました。

 

また香取慶子氏の木版画展について、「ロマネスク美術のエッセンスをよく捉えています。西洋と東洋、過去と現在をつなぐ架け橋であり、非常に神秘的な魅力を持っています」というオラニェタ氏のコメントもあわせて紹介されています。

2014年

1月

20日

神学会報でAREJが紹介されました

東京キリスト教神学研究所の『神学会報』第2号にて、スペイン・ロマネスク・アカデミーと香取慶子木版画展の紹介記事が掲載されました。

 

───本来、形而上学的世界は形而下である物質でとらえることはできません。ロマネスクの持つ「美」は、それをいかに芸術的に表現していくかというところから生まれます。したがって、勝峰昭先生は、ロマネスク美術の理解のためには歴史的な理解や聖書の知識が必要なのだと語ります。(記事より抜粋)

2013年

7月

09日

"ROMÁNICO"16号に掲載されました

ロマネスク美術の専門誌 "ROMÁNICO"16号(2013年7月発売)に、AREJ理事長 勝峰 昭のインタビュー記事が6ページにわたり掲載されました。
"ROMÁNICO"は、スペイン最大のロマネスク美術研究組織「Amigos del  Románico(ロマネスク友の会)」(会員数約950人、本部マドリッド)により、 年二回発行されています。
インタビュアーは、ロマネスク友の会・会長のフアン・アントニオ・オラネェタ・モリーナ氏。
以下、インタビュー記事(スペイン語)の「前文」をご紹介します。

勝峰昭と語らって

-Juan Antonio Olañeta Molina


私たちロマネスク美術愛好者はしばしば自問するのだが、一体この美術様式に何故惹かれるのだろうか。神秘で魅惑的なものの背後には何があるのだろうか。

時にはこういった種類の質問に対する回答を、日常同じような場所にいて、一定の伝統と先入観をもつわれわれとは離れた、別のところにいる人たちに求めると良いのかも知れない。そのため今回はまったく別の世界、日出る帝国の勝峰昭氏とお話しする機会を得た。彼はスペイン・ロマネスク美術を愛し、深く研究している人で、これまで数多くの講演や講習会で講師を務め、更にこの美術に関する書物を刊行し、またいくつかの書物や記述の飜訳をも為し、その中にはこの雑誌の論考も含まれている。

(翻訳 勝峰昭)