スペイン・ロマネスク講座第4回「建築」

スペイン・ロマネスク講座第4回「建築」が去る3月18日(火)スペイン大使館で行われました。この日は春一番が吹き、花粉も相当舞っていました。そのせいで目から鼻から頭まで不調だった講師の勝峰理事長は直前鼻血が出るハプニングもありましたが、何とか無事講義を終了しました。

この場面はロマネスク聖堂の基本型ラテン十字形に引き続き、集中式聖堂の説明をしているところです。聖堂の周囲のあらゆる部分が中心の一点に集中されるように全体が構成されています。穹窿は星形でモサラベ様式です。八角形の「8」がキリスト教において大切な意味を持つことにも触れていました。

左側の地図 〝España Románica” は、Eencuentro Ediciones の大型本を購入したときにはさまれていたもので、緑の点がロマネスクのある場所を示しています。(K)