"ROMÁNICO"16号に掲載されました

ロマネスク美術の専門誌 "ROMÁNICO"16号(2013年7月発売)に、AREJ理事長 勝峰 昭のインタビュー記事が6ページにわたり掲載されました。
"ROMÁNICO"は、スペイン最大のロマネスク美術研究組織「Amigos del  Románico(ロマネスク友の会)」(会員数約950人、本部マドリッド)により、 年二回発行されています。
インタビュアーは、ロマネスク友の会・会長のフアン・アントニオ・オラネェタ・モリーナ氏。
以下、インタビュー記事(スペイン語)の「前文」をご紹介します。

勝峰昭と語らって

-Juan Antonio Olañeta Molina


私たちロマネスク美術愛好者はしばしば自問するのだが、一体この美術様式に何故惹かれるのだろうか。神秘で魅惑的なものの背後には何があるのだろうか。

時にはこういった種類の質問に対する回答を、日常同じような場所にいて、一定の伝統と先入観をもつわれわれとは離れた、別のところにいる人たちに求めると良いのかも知れない。そのため今回はまったく別の世界、日出る帝国の勝峰昭氏とお話しする機会を得た。彼はスペイン・ロマネスク美術を愛し、深く研究している人で、これまで数多くの講演や講習会で講師を務め、更にこの美術に関する書物を刊行し、またいくつかの書物や記述の飜訳をも為し、その中にはこの雑誌の論考も含まれている。

(翻訳 勝峰昭)