スペイン・ロマネスク・アカデミー(日本)略称AREJ
会員の皆様
このたびはスペイン・ロマネスク・アカデミー(日本) へご登録いただき、
誠にありがとうございました。
今回がAREJにとって初めてのメールマガジンとなります。
メールマガジンでは、 AREJ主催のイベントやロマネスク関連の話題を
お届けしてまいります。
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【1】 『スペイン・ロマネスク美術 入門』が始まります
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かねてよりwebサイトなどにてアナウンスしておりますが、
9月より『スペイン・ロマネスク美術 入門(全6回)』が始まります。
その第一回目の受付を本日より開始しました。
この講座は、スペイン・ ロマネスクの初歩から高度なレベルまでを丁寧に
6回に分けて学んでいく、入門講座です。
講師はAREJ理事長の勝峰 昭が担当いたします。
各回ごとの申込制ではございますが、 なるべく全6回を通してご参加いただく
ことが望ましいです。
定員は40名の先着順となっております。
ご参加希望の方は以下のURLより必要事項をご記入のうえ、 お申し込みください。
少人数での自由闊達な雰囲気のなか、スペイン・ ロマネスク美術を皆様とともに
楽しく学び味わっていきたいと思っております。
皆様のご参加をお待ちしております。
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日本スペイン交流400周年事業
『スペイン・ロマネスク美術 入門』―Iniciación al Arte Románico Español
第一回 スペイン中世の時代背景 Trasfondo de la Época Medieval
日 時:2013年9月5日(木)
会 場:スペイン大使館オーディトリアム(東京都港区六本木1-3- 29)
時 間:18:30〜20:30
参加費:無料(資料代別途:500円)
後 援:スペイン大使館
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【2】 "ROMÁNICO"16号に掲載されました
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ロマネスク美術の専門誌 "ROMÁNICO"16号(2013年7月発売)に、 AREJ理事長
勝峰 昭のインタビュー記事が6ページにわたり掲載されました。
"ROMÁNICO"は、 スペイン最大のロマネスク美術研究組織「Amigos del
Románico(ロマネスク友の会)」(会員数約950人、 本部マドリッド)により、
年二回発行されています。
インタビュアーは、ロマネスク友の会・会長のフアン・ アントニオ・オラネェタ・
モリーナ氏。
以下、インタビュー記事(スペイン語)の「序」を要約して、 ご紹介します。
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神秘で魅惑的なロマネスク美術の背後にはいったい何があるのだろ うか。
こういった問題を同じ土俵の上で議論するのもさりながら、
この度は、土俵を変えて、日出る国の勝峰昭氏を迎え、
インタビューしたい。
彼は、スペインでロマネスクの現場に数多く足を運んでおり、
何度も講演を日本で行い、本を二冊も執筆している。
また、我々の雑誌“ROMÁNICO” に掲載されている論考を幾つも日本語に翻訳している。
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Amigos del Románico(ロマネスク友の会)
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【3】 勝峰 昭のコラム: Amanecer(夜明け) 第一回 「鶏と梟」
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何事も始めるときは、緊張するが楽しい。
それは未知な未来がもつ不安と期待のせいだろう。
西欧の中世では、人々は「象徴」という賢い概念を用いて“ 始まり”を告げた。
新しい時代の到来(キリスト教があまねく人々に信仰される)は、 民衆に
生き甲斐を与えた。
信仰は、誰にでも無差別にいつか訪れる「死」 への怖れを和らげてくれる。
日常の生活において「愛」の心が人々を連帯させる。
人は究極において孤独から脱しなければ寂しい。
「鶏」は暁を告げ、「梟(ふくろう)」 は不吉な鳥だと思われがちだが、
夜のとばりが終わることを予告するとも思われた。
つまりこれらの鳥は新しい時を告げる象徴なのだ。
「鶏」は大聖堂の塔の先を飾り、「梟」 は聖堂の外壁に組み込まれた。
ロマネスク彫刻には多彩な動物が登場するが、 それぞれこのような象徴的意味を
もつことが多い。
象徴とは「本来関わり合いのない二つのもの( 具体的なものと抽象的もの)を、
何らかの類似性をもとに関連づけることだと広辞苑に定義されてい る。
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このAREJ MAIL MAGAZINEは、スペイン・ロマネスク・アカデミー(日本) の
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□発行 : スペイン・ロマネスク・アカデミー(日本)
□発行日 : 2013年7月5日
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